その他の脱毛症
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その他の脱毛症
症候性脱毛症
各種の熱病や激しい腹痛を伴なう中毒性、ウィルスによる疾病や内臓障害などによって一気に脱毛し、1週間で頭髪のほとんどが抜け落ちてしまうが、時にはすべての体毛が抜け落ちることもあります。この脱毛症の場合、原因となった病気が治れば髪は急速に生えてきますが、脱毛したまま生えてこなくなる場合もあります。
トリコチロマニー
情緒不安定や、うつ状態などによる精神的なトラブルによって、無意識のうちに、特定の部位の毛髪を自分で引き抜くようになり、これが続くとその部分は生えてこなくなります。抜去癖が原因となる単純な脱毛症ですが、心のケアも同時に行なっていかなければなりません。またポニーテールなどのように、髪をいつも同じ場所できつく結んでいるとその部分が脱毛することもあります。
薬物性脱毛症
抗がん剤や、副作用の大きい薬品を服用していると起きますが、特に抗がん剤の場合は顕著におきます。抗がん剤はがん細胞が正常な細胞と比較して、異常に早く細胞分裂を繰り返すことに着目し、これを狙い撃ちする薬です。そのため、ほかの細胞よりも速い細胞分裂を繰り返している毛母細胞も、抗がん剤のターゲットになってしまいます。よって、抗がん剤を長期にわたって服用すると、全頭の毛髪が抜け落ちてしまうことになるのです。
瘢痕性脱毛症
重度の火傷や、交通事故、その他の理由によって頭皮を大きく損傷した場合に脱毛することであります。
先天性無毛症
人の体毛も毛髪も、母親の胎内で毛包を形成し発生しますが、数十万人に1人の割合でこの毛包を形成することもなく、もちろん髪が生えることなく誕生することがあります。原因としては、毛包を形成する遺伝子が欠落しているためです。
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